美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~ 24巻の ネタバレ感想です。
まんが王国では24巻には第27話が収録されています。
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24巻のネタバレ
進司の行方の手がかりを探しに絢子の屋敷跡に来ていた瀬尾 サチ(せのお さち)と森哉(しんや)。子供なら来た道を戻ろうとするんじゃないか?という森哉の考えに従い正門に戻ろうとしたところ、綿貫と深見 栄一(ふかみ えいいち)にばったり会ってしまいました。
綿貫は険しい顔でサチに相原の行方を聞きます。
逃げた先でサチは森哉に問いかけます。どうしてそんなに平然としていられるの?と。
森哉は自分の過去を語り始めました。
加也とは双子で生まれたため、忌み子とされ片方が殺されるところだったが、母の懇願により殺されることは許された。
しかし、生まれたこと自体を隠され、戸籍も姓もなく、暗い座敷牢の中で育てられた。
【忌み子(いみご)】
望まれずに生まれてきた子供のこと。障害を持って生まれた子供や、近親相姦で生まれた子供などが含まれる。
双子も忌み子とされ、複数の子供を出産することが家畜のようだと受け取られていた。
そのため、双子のうち片方を産婆や母親自身が殺してしまう風習もあった。
日本最古の双子の記述は、日本書紀にあり、双子のうちの一人は「ヤマトタケル」である。
また、徳川家康の次男、秀康(ひでやす)も双子だという説がある。
徳川家康の長男、信康(のぶやす)の死後も次男であるにも関わらず後継者に指名されず、結局三男の秀忠(ひでただ)が後継者となり、二代将軍になった。
後継者に指名されなかった理由として忌み子であること、という説がある。
そんなある日、見知らぬ男が現れ、「おまえたちの母親はもういない」と告げます。そして女のほうは郭(くるわ)に売る、と。
その後の2人の逃避行。そして白川 清二郎(しらかわ せいじろう)との出会いも描かれています。是非本編を確認してくださいm(_ _)m
森哉はサチに言います。自分は社会には組み込まれていなから、社会のしがらみには囚われていない。
あんたも誰が死のうと気にする必要はない、と。
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25巻のネタバレ感想はこちらからどうぞ。