美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~ 9巻の ネタバレ感想です。
まんが王国では9巻には第12話「絢子」が収録されています。
8巻のネタバレ感想はこちらからどうぞ。
登場人物一覧はこちらからどうぞ。
9巻のネタバレ
ハナと絢子が初めて会った女学校時代の描写から始まります。
時は昭和16年。昭和2年生まれのハナが14歳のとき、ハナは樺太庁高等女学校へ入学します。
その時はまだ希望に満ち溢れていました。父からも優しく応援され、充実した毎日を過ごしていました。
そんな優しい父と母のためにも、頑張って勉強していい就職先を見つけ、家族を楽にさせてあげたい。
もしくは、終戦の昭和20年までの4年間の間に徴兵されてしまったのか、ですかね?
撃沈された際に海に沈んでいく母が位牌のようなものを手にしていたので、それが父の位牌なのかも知れません。

対する絢子はしばらく学校に姿を現しませんでした。まだ会ったこともないが、そんな絢子を心配するハナ。
ある日、ハナが早めに学校に行くと、今までずっと来ていなかった絢子が教室で一人座っていました。
友だちになれたら、と思い声をかけるハナ。
しかし、絢子はハナを凝視します。どうして、あなただけそんなに「きれい」なの?と血走った目をして首を締めかかりに来ました。
恐ろしくなったハナは手を振りほどき、トイレへ逃げ込みました。
そしてそれから、絢子やその取り巻きからのイジメが始まりました。
おそらく外見の「きれい」ではなく、別の意味なのかと思います。心が綺麗なのか、はたまた別の意味なのか?
それはこれから物語が進む中で明らかになってくるのではないでしょうか?

深見 栄一(ふかみ えいいち)の運転でハナは札幌にやってきました。最後のターゲット、絢子が住む街です。
8巻で菜穂子に疑惑を感じた綿貫。刺殺されたカフェのマスターから預かった菜穂子の手鏡の鑑定を友人の相原(あいはら)に頼みます。
前回、スミ子への手紙が中川からではなく他の女によるもの、と鑑定した人物です。
絢子の婚約者である白川が絢子に話しかけます。来週には婚礼衣装の仮縫いが仕上がるらしいよ、と。
そんな白川は裸で小さい檻の中に入れられています。首輪もされており、絢子のペットのようです。
そして絢子に連れられ、庭を散歩させてもらいました。
SとMは表裏一体と言いますが、それを体現している感じでしょうか。
絢子が楽しんでいる感じはないので、白川が自らMを楽しんでいるんでしょうね。
しかし、その白川の相手をする絢子もとんだ変わり者ですね。ハナを「きれい」と言うこともそうですが、なにかがおかしいです。

相原の鑑定結果が出ました。ラーメン屋で待ち合わせて話を聞くと、あの手紙と同一人物で間違いない、とのこと。
綿貫の想像は当たっていたのです。綿貫が惚れた菜穂子によって、スミ子は死んでしまったのです。
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10巻のネタバレ感想はこちらからどうぞ。