セクシー田中さん 4巻の ネタバレ感想です。
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掲載話 一覧
第7幕 | 私に欠けてるもの |
第8幕 | 人を魅きつけるのは |
4巻のネタバレ
[第7幕] 私に欠けてるもの
ペルシャ料理のお店Sabalan(サバラン)のマスター、三好(みよし)から「松戸」でパフォーマンスしてくれないか、と依頼された田中 京子(たなか きょうこ)。
友達のインド料理屋の5周年記念パーティがあるそうです。
しかし田中さんはボリウッドダンスを踊ったことがないので、断ろうとしますが、
「京子ちゃんはいつものベリーのパフォーマンスで大丈夫!」と笑顔で伝えます。
「いや、四十肩も治りきってないし、今は自信がなくて…」とさらに断ろうとしますが、
「大丈夫。京子ちゃんなら出来るよ」と笑顔で諭してきます。
「はい」と三好の笑顔にほだされる田中さんでした。
それを聞いていた、倉橋 朱里(くらはし あかり)、笙野 浩介(しょうの こうすけ)、さらには小西(こにし)も一緒に行く、と言います。

当日。
緊張する田中さん。三好さんがフォローするも5分と持たずにガタガタと体が震えてしまいます。
そこに「京子ちゃん!」と田中さんの両親が現れました。
自信がない、という田中に両親が言います。
「失敗してもいいじゃない。僕たちは"上手に踊る京子"を観に来たんじゃないんだよ。
頑張って一生懸命練習して、
逃げ出したいのに逃げ出さずにここにいる"今日"の京子を観に来たの」と。
田中さんがグレずに真っ直ぐな人の育ったのも、このご両親がいたからなんじゃないでしょうか?すごく素敵なご両親ですね。

そしてショーが始まります。
シャー・ルク・カーンのマルジャーニ、さらにムトゥ 踊るマハラジャと続きます。
インド映画好きの笙野はテンション上がりまくりです。
【シャー・ルク・カーン】
インドの俳優。スーパースター。
ボリウッドの「3大カーン」の一人。
他の2人はアーミル・カーン、サルマン・カーンである。
【ボリウッド(Bollywood)】
インドの映画産業のことを指す。アメリカのハリウッドにちなみ、「ボンベイ」の「ボ」を取って作られた言葉。
【ムトゥ 踊るマハラジャ】
インドの映画。
日本では1998年に公開された。
日本では最も売れたインド映画である。
田中さんの出番が来ました。三好が叩く楽器ダラブッカに合わせて踊ります。
いつもの田中さんを見てきた朱里から見ると、いつもよりほんの少しぎこちなく、キレも少し甘く感じます。
しかしそれでも田中さんは今日もキレイだ、と感じるのです。
盛り上がった5周年記念パーティですが、気がつくと終電がなくなる時間になってしまいました。
あたふたしていると、田中さんの両親が、よければウチに泊まりにいらっしゃる?と声をかけてくれました。
田中さんの実家にて、小西が朱里に「なんかちょっと元気ない?」と問いかけます。
ドキッとする朱里が、少しずつ小西に悩みを打ち明けていきます。
その悩みとは?
その夜、人生初の深夜のガールズトークや、キスシーン(未遂)を見てしまったことで田中さんは一睡もできませんでした。
[第8幕] 人を魅きつけるのは
今度はSabalanでアラブ音楽祭が開催されます。
そこには愛子先生が出演します。
愛子先生とは還暦超えですが、エネルギッシュで情熱的でセクシーなダンサーとして有名な人。
そしてなんと!三好をベリーダンス沼にハメた人でもあるのです。
【還暦(かんれき)】
数えで61歳のこと。
十干十二支(じっかんじゅうにし)がひと回りするのに60年かかることから、「元の暦に還る」→「還暦」と呼ばれるようになった。
十干(じっかん):甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)の10種類
十二支(じゅうにし):子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥の12種類
この十干十二支を干支(えと)と呼ぶ。
日本では十二支のみを指すと勘違いする人が多いが、正確には十干と十二支の組み合わせを指す。
甲子(きのえね) → 乙丑(きのとうし) → 丙寅(ひのえとら) → 丁丑(ひのとうし) … のように「十干の部分」と「十二支の部分」が1年毎にそれぞれずれていく。
ちなみに今年2021年は辛丑(かのとうし)に当たる。
しかし当日はいつものバイトの子がシフトに入れず、三好が困っていました。
楽器やりながらホール回すのは無理…。
そこで田中さんがヘルプに入ることにしました。
さらに例のごとく朱里と笙野も。
朱里はまだしも笙野も何故か追っかけになったんですね(笑)
惚れてもないはずだし、バイト代も出そうにないのに手伝うとか普通はしないと思うんですが…。

三好が愛子先生と初めて会ったときのことが描かれていますので、是非読んでみてくださいm(_ _)m
また、田中さんが愛子先生と三好に対して持っている感情を朱里に語ります。
田中さんは愛子先生を見ていると、自己嫌悪を感じてしまいます。しかしそれだけではない複雑な感情を持っているのです。

ショー当日。愛子先生の出演は突然だったため、ほぼ告知なしだったにも関わらず、一瞬で満席になります。
音が鳴り、5分とかからず、その理由がわかります。
圧倒的…!
1曲踊り終わった愛子先生にお水をあげる田中さん。
その水を飲んだ途端、愛子先生が田中さんに気づきます。
「もしかしてSaliちゃん…!?」
メイクをしていなかったため田中さんだと気付かなかったのです。
そして愛子先生が初めて田中さんに会ったときのことを思い出します。
緊張で体が震えながらも、意を決して舞台へ出ていく田中さんを見て、
「この子は自分の奥を見つめてる。絶対良い表現者になる 」と思ったのです。
そして次の曲が始まりました。
その時愛子先生は田中さんの手を取り、
「一緒に踊ろう!!」
と言い出したのです。
メイクも衣装も無いし、という田中さんに
「いらないよ、そんなもん!手と足と腰があればじゅうぶん!!ダンサーでしょ!」
と強引にステージに誘います。
今行かないと一生追いつけない気がした、田中さんはすっぴんのままステージに立ちます。
そんな田中さんを見て、三好はかつてない程楽しそうに爆笑していました。
踊り終わって
「あなたサイコーよ!!」と田中さんに抱きつく愛子先生。
田中さんは愛子先生に疑問に思っていたことをぶつけます。
そして2人の語らい&ガールズトークを是非読んでみてくださいm(_ _)m
数日後、Sabalanですっぴんで踊る田中さんの動画が社内の人間にバレてしまいました。
逃げるように相対する田中さん。
お得に読む方法
「まんが王国」というマンガサイトが一番お得になるので、おすすめです。
「まんが王国」のトップページに「おみフリ」という1日2回引けるおみくじがあります。
ほぼ必ず大吉の30%割引クーポンが出ます(笑)というか大吉以外見たことないです。
このクーポンは1冊分でしか使えないので、まとめ買いには不向きですが、
1日2冊30%引きになるならお得ではないでしょうか?
まずはおみフリをやってみてください。
そして「セクシー田中さん」で検索すると、試し読みをすることが出来ます。
5巻はまだ未発売です。