セクシー田中さん 3巻の ネタバレ感想です。
2巻のネタバレ感想はこちらからどうぞ。
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掲載話 一覧
第5幕 | 今が一番若いんだから |
第6幕 | 私にはダンスがある |
3巻のネタバレ
四十肩になってしまった田中さん。
【四十肩(しじゅうかた)】
肩関節の関節炎の一種。
40代で症状が出た場合は四十肩、50代で症状が出た場合は五十肩、と呼ぶが内容に違いはない。
原因は未だ解明されていない。
約2~5%程度の人がかかると言われている。
かなりの激痛。
ドアも開けられない、寝返りもうてない、全く腕が上がらない。
5箇所もの病院に行きましたが、どこでも四十肩と診断されます。
半年~1年で回復に向かいますから、と医師に言われます。
「次のショー、出られなくなっちゃいました」と涙ぐみながら言う田中さんを心配する倉橋 朱里(くらはし あかり)。
田中さんは地にしっかり足がついていて、タフで、いつも前向きですが、それはベリーダンスが田中さんを支えているから、と朱里は見ています。
四十肩でベリーダンスが出来なくなった田中さん、ふとしたきっかけで自己評価が地に落ちてしまいそう、と朱里は心配します。
支えてくれる恋人がいないどころか、既婚者への片思いですし。
仕事がすごい出来るのにそれは支えにならないんでしょうか?

四十肩の特効薬を探し、周りの人たちにもアドバイスを求める朱里。
情報を求める中で、進吾(しんご)が情報を持っているかも知れない、と友達が教えてくれました。
進吾とはあの件(1巻参照)以来絶縁中です。
しかし朱里は田中さんのためにと進吾に会って話を聞くことにしました。
ブラックなところがある朱里ですが、人のために嫌なことでも行動できる人でもあるんですね。
田中さんへの愛は本物だと認めざるを得ませんね(笑)

進吾から四十肩の話を聞き、「なんでおれと距離を置き出したのか?」と逆に進吾から聞かれます。
朱里の正直な気持ちを進吾に話します。
帰りのタクシーで、朱里は進吾との出会いを思い出しました。
是非読んでみてくださいm(_ _)m
進吾から得た情報を田中さんに伝えましたが、すでに試し済みで田中さんには効果が無かったのです…。
田中さんが通うフィットネスクラブのオネエが言います。
「これは田中ちゃんが一人で乗り越える問題よ。あなたは今あなた自身と向き合ってできることをやればいい」と。

そこで朱里は2ヶ月後のショーに出ることを決意します。
しかしそこは運動音痴の朱里。手足が逆!と何度も注意されてしまいます。
2巻で笙野が田中さんから財布を返してもらった時のことがきっかけで、笙野は田中さんから惚れられていると勘違いしています。
Salabanのマスター三好(みよし)から四十肩のことを聞いた笙野 浩介(しょうの こうすけ)は、先日のお詫びも兼ねてお弁当を作って自宅に持っていってあげました。
それからもお弁当を届けるうち、部屋の中の掃除や皿洗いもやるように。
笙野の理想の女性像について、お互いの実家について、百合(ゆり)とのことについて、たくさん話しました。
その中で田中さんが笙野に好意を持っていないことに気づいた笙野。
なんかもやもやする笙野でした。
結構惚れやすい体質なんでしょうか?
まぁ2巻で小西が言うように、笙野にとって理想の女性だとは思いますけどね。
笙野の考え方がカチンコチンな理由はなんとなく分かりましたね。
そして百合に振られた?理由も恐らく分かりましたね。
育った家庭って大事ですね。きっと百合もそこをチェックしに実家に行ったんでしょう。
「親を見れば子がわかる」という諺がありますからね。
男性は歳を重ねるにつれて、父親のようになり、女性は母親のようになっていくので、相手の父親を見ればその人の将来の人物像が見えるんですね。

そしてショー当日。
朱里に言わずにこっそり進吾が見に来ました。
そうとも知らず必死で踊る朱里。
踊りながら楽しくなってきた朱里ですが、楽しみすぎて一人で踊りがずれ始めます。
先生も冷や汗です。
しかし「常に客席を意識して!!」と言っていた先生の指導を思い出します。
そうだ、と客席に目線を広げる朱里の目に入ってきたのは、一番うしろの席で一人座る進吾の姿でした。
頭が真っ白になる朱里。振り付けもグチャグチャになります。
ショーが終わったときには進吾はもういませんでした。
そこまで朱里のことが好きっていう訳でもない気がしますけど。
それでもわざわざSalabanのタイムスケジュールをチェックしてまで、朱里にちょっかいを出す。

ショーが終わって、田中さんと笙野は一緒に帰ります。
笙野は思い切って切り出します。
「前に言ってた田中さんの好きな男性って…年下ですか?年上ですか?」
「年上ですけど…」と顔を赤らめながら答える田中さんですが、「オレじゃねえーっ!!」と一人ショックを受ける年下の笙野(笑)
ショックを受けた笙野、またもや暴言を吐き田中さんをブチギレさせてしまいました。
こんなバカでも銀行員になれるんですかね?(笑)

その件を田中さんから聞いた朱里。笙野にさらなる殺意を感じます。
小西から入手したLINEの連絡先をもって、LINEで連絡しますが、即ブロックされてしまいました。
逆に笙野も田中さんに謝罪のメールを送りますが、こちらも返事がないままです。
なぜか落ち込む笙野。
ついにSalabanへ行き、三好に頭を下げ、何かを頼みます。
小西が語ります。
笙野は田中さんに嫌われた理由を模索しているんだ、と。
笙野は一生変わらない奴だと思っていたけど、そんな笙野の歪んだプライドをキレイにへし折る田中さんはスゴイ。
そんな変わった笙野を見て、朱里にも感じるところがありました。
人は本気になると、誰かのために自分を変える努力をするらしい。
でも私のために自分を変えてくれる男性なんて一人もいなかった、と。
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4巻のネタバレ感想はこちらからどうぞ。