セクシー田中さん 1巻の ネタバレ感想です。
基本情報
著者 | 芦原 妃名子(あしはら ひなこ) |
掲載雑誌 | プチコミック |
発行者 | 小学館 |
あらすじ
アラフォーの地味なタイプの女性、田中 京子(たなか きょうこ)。
周りからは、結婚を諦めてる、と思われていますが、経理部に所属しており、仕事は優秀です。
合コンに精を出す、倉橋 朱里(くらはし あかり)だけは、田中さんが気になって仕方がありません。
そのスタイルの良さに目を奪われることも少なくありません。
そんな朱里が田中さんを社外で見かけました。
なんとセクシーな衣装でベリーダンスを踊る田中さん。
すっかり田中さんのファンになってしまった朱里は、田中さんと同じダンススクールに入り、田中さんを追っかけ回します。
【ベリーダンス】
中東、アラブ文化圏で発祥した民族舞踊。
8000年前から踊られてきた、世界最古の踊りと言われている。
日本でいうと、縄文時代になる。
「ベリー」とはお腹を意味しており、この踊りの特徴を表している。
【合コン】
「合同コンパ」の略。
「コンパ」とは英語のcompanyが語源となっている。
companyは「会社」という意味もあるが、「交際、付き合い、人の集まり」などの意味もあり、今回は後者の意味が使われたものである。
登場人物一覧はこちらからどうぞ。
掲載話 一覧
第1幕 | 幸せになりたいわけじゃない |
第2幕 | 誰かが魔法をかけた |
1巻のネタバレ
職場の友達に合コンに誘われた倉橋 朱里(くらはし あかり)23歳。
「ちょい年齢層高いけど、一応全員40歳以下!」とのこと。
「行く!!」と返事をして、洋服を選びます。
相手が年齢層高め、ということで短いスカートで若さを出す作戦を取ります。
合コンで前の席に座ったのは、笙野 浩介(しょうの こうすけ)という36歳の銀行員。
ちょっと高物件すぎるかも?と思いつつ、条件としてはいいかも?と考えます。
ふと笙野がトイレへ立ちます。
朱里もトイレへ立ち、戻ろうとすると、合コン相手の小西(こにし)と笙野がモメています。
笙野が突然帰ろうとしているようです。
「絶対遊んでるだろアイツら全員。おれはマジメな恋愛がしたいんだよ」と笙野は止めようとする西野を振りほどき帰っていきました。
その拍子に笙野がボールペンを落としましたが、気付かずに帰っていきました。
そのボールペンを朱里が拾います。
しかも格好だけで「遊んでる」判定を下すあたり、人を見る目も無さそうです。
そしてこのボールペン、物語のキーアイテムになってきそうですね。

その後、六本木のペルシャ料理のお店Sabalan(サバラン)で友達と食事をしていると、ショーが始まりました。
ベリーダンスです。
ムッチムチボディで官能的なダンスを踊るダンサーたち。
「Sali(サリ)ちゃん登場!」とマスターが説明してくれます。
今までのダンサーと違い、スリムな体型です。
Saliが朱里に近づき、スカーフを朱里にかけます。
そこでSaliが何かに気付いたように「はっ」として、朱里に背を向け離れていきます。
そこで朱里も気づきます。
「首からからのライン! 腰!! 美脚!! あのヒップライン!!」
「田中さん!!」
ショーが終わり、店から帰ろうとする田中さんに朱里が声をかけます。
田中さんは朱里と同じ職場の凄腕の経理の人。
アラフォーで、周りからは結婚とか諦めてそうと思われている地味な女性です。
「人違いです!!」と冷や汗をかきながら否定する田中さんですが、朱里には確信があります。
「私が田中さんの体のライン見間違えるわけないじゃないですかっ!!」と重ねて突っ込みますが、田中さんは走って逃げていってしまいました。
男がやったら変態行為ですが。

翌日会社で田中さんを見つけて、駆け寄る朱里。田中さんはイヤそうな顔。
トイレで「誰にも言わないで!!お願いします…!!」と土下座までしてきました。
「どうして?」と聞くと
「恥ずかしいからに決まってるじゃないですか!!」と。
「でも、すっごいキレイだったのに」と言うと、顔を赤らめて、また走って逃げていってしまいました。
気になった朱里は再度Sabalanに行ってマスターに話を聞いてみました。
田中さんはプロのダンサーじゃなくて、まだスクールの生徒のようです。
来月「クリスマスショー」があり、Saliも出演予定とのこと。
行きたいけど、本人からは避けられている気もするし…、どうしよう?と考えていたところに、小西からデートのお誘いが来ました。
結局小西からのお誘いを優先する朱里でした。
小西とのデート中、小西がしたあることがきっかけで、途中で帰ることにしました。
そのきっかけとは!?是非本編で確認してみてくださいm(_ _)m
急いで行った先はSabalan。
ちょうどSaliの出番に間に合いました。
踊る田中さんを見て、朱里もちょっと違う世界へ飛び出してみたい気持ちに駆られます。
田中さんは人の目を気にしません。
冷えは大敵、と考えたら、職場でもマフラー、耳あて、ひざ掛けをしてガッチリ防寒対策を行います。
「やっぱ変わってる…」と陰口を叩かれても気にしません。
電車にもダンサーの厚塗り化粧のまま乗ります。
なぜなら彼女にはダンサーという居場所があるからです。
そんな田中さんのことが朱里は気になって仕方がありません。
そしてついに田中さんと同じベリーダンススクールにまで通うようになってしまいました。
しかしストイックにやろうとして足首をひねってしまいました。
朱里はこの後、笙野にボールペンを返しに行く約束がありましたが、行けなくなってしまいました。
代わりに田中さんが行ってくれるとのこと。
田中さんと笙野は意外と?相性が良さげ。
偶然、最寄り駅が同じで、行くスーパーも一緒。
意外と話も合います。
掃除もテキパキ、自炊もテキパキ。結婚相手としては申し分ないですね。

次のショーの練習に朱里も一緒に見に行きます。
そこではSabalan(サバラン)のマスター三好(みよし)が楽器を叩き、Saliが踊ります。
そこでの田中さんは明らかに三好に恋をしていました。
しかし三好は別居中ではあるが結婚しています。
朱里は田中さんにそのことを伝えます。
田中さんは自分の思いの丈を朱里に語ります。
幼少期のこと、ベリーダンスを始めたきっかけ、三好と初めて会った日のこと。
今まで謎だった田中さんを知ることが出来ます。是非本編を読んでみてくださいm(_ _)m
田中さんにSabalan(サバラン)を紹介された笙野がふと足を運んでみたところ、偶然朱里を見つけます。
ちょうど田中さんがダンスを踊っているところ。
ダンスが終わって、朱里たちのところに来た田中さんに笙野が冷たく言い放ちます。
「なんつーかっこしてんすか、痛々しい」
怒る朱里でしたが、田中さんが止めます。「別に、ほとんど知らない人ですし」
小西からも「昔から女性に失礼なこと言う天才なんですよ(汗)」と言われるとおりですね。
発達障害とかなんですかね?相手がどう思うかを気にせずに思ったことを口に出してしまう感じですね。

田中さんのファンである朱里は怒り心頭です。
その後も、笙野の名刺にフォークを刺し続けます。
そこに都合よく、合コンの二股男の小西から連絡が来ます。
会うつもりもなかった朱里ですが、笙野の弱点を教えてもらえる、という交換条件でデートに行くことにしました。
笙野のあのボールペンの秘密を教えてくれるようです。
お得に読む方法
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このクーポンは1冊分でしか使えないので、まとめ買いには不向きですが、
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まずはおみフリをやってみてください。
そして「セクシー田中さん」で検索すると、試し読みをすることが出来ます。
2巻のネタバレ感想はこちらからどうぞ。