お葬式にJ-POP 6巻の ネタバレ感想です。
5巻はこちらからどうぞ。
6巻のネタバレ
あるアパートの一室。
物が積み重なった部屋でゲームをしている少年。
買い物から帰った母親が部屋をノックします。
「E太…。
そろそろ髪とか切りにいかない？」
しかしこの少年はティッシュボックスを壁に投げつけ、拒否を示します。
どうやらこの少年は学校でいじめを受けて、引きこもりになってしまったようです。
それから月日が流れ…。
変わらず少年は引きこもったままです。
母は買い物から帰っただけで、息切れが激しくうずくまってしまっています。
「E太…。
お母さんしばらく旅行に行ってくるから…」
ある日、
「E太ぁああ！！叔父のE次郎だ！」と叔父がやってきました。
「お前の母さんが亡くなった」
そしてあかりが勤める葬儀社にやってきました。
そこでE太が衝撃の言葉を吐きます。
そしてそのまま帰ってしまいました。
故人様はE野E美様。
旦那さんとは離別し、家族はE太のみ。
死因は乳がん。
あかりが家に帰ると、母が暗い顔をしていました。
人間ドックの結果が返ってきたみたいですが、左の乳房にあやしい箇所があった、とのことで要検査になったようです。
ショックを受けるあかり。
そして通夜式。
E太も来ました。
おばあさんがE太を抱きしめます。
「辛いね…。辛いねぇえ…。」
しかしE太はおばあさんを突き飛ばします。
「うぜぇんだよ。そういうの！！」
みんなドン引きです。
式が終わり、叔父がE太を叱りつけます。
しかしE太も言い返します。
その内容とは…！？
今までE太のことをとんでもない奴だと思っていたあかりでしたが、その言葉でE太の苦しみがわかったあかりでした。
帰宅中考えてしまいます。
「もしお母さんが死んだらどうしよう」
帰宅後、タカヒロさんから電話がありました。
事情を話すあかり。
「今からいくわ」
タカヒロは家まで来てくれました。
そして…。
葬儀式当日。
昨日とは違い、E太は式が始まる前からずっと式場にいました。
しかし葬儀が終わるまで、E太と叔父が言葉をかわすことはありませんでした。
そして骨壷をE太に渡します。
今まで表情を変えなかったE太に目に涙が溢れてきました。
「これからも永遠に俺、母さんの中でクズなまんまだ…」
そして叔父にある頼み事をします。
キレイに収まった今回の件。
しかしあかりはもやもやしてしまいます。
「今回息子さんはお母さんを亡くしたことにより、自分に向き合い前を見て進み始めた。
亡くならないと変われなかったの？」と。
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7巻のネタバレ感想はこちらからどうぞ。