薬屋のひとりごと 2巻の ネタバレ感想です。
1巻のネタバレ感想はこちらからどうぞ。
掲載話 一覧
第五話 | 看病 |
第六話 | 園遊会(その①) |
第七話 | 園遊会(その②) |
第八話 | 園遊会(その③) |
2巻のネタバレ
皇帝が玉葉妃(ギョクヨウ ひ)の元へ訪れたときのこと、
皇帝から直接猫猫に梨花妃(リファ ひ)の容態が悪いから
見てくれ( = 治せ)と直接言葉をかけられました。
断れるわけもなく、受ける猫猫。
水晶宮に住む梨花妃を看るにあたり、まず食生活の改善を行おうとします。
体に溜まった毒を排出しなければなりません。
しかし、梨花妃の侍女から嫌がらせを受けますが、
打たれ強い猫猫は動じません(笑)
どうするか悩んでいたところ、壬氏のサポートがあり、
直接梨花妃の容態を看ることが出来ました。
そこで気づきます。
禁止したはずの高級白粉をまだ使っていたのです!
梨花妃に高級白粉で化粧をし続けていた侍女に対して
猫猫がブチ切れ、折檻します。必見です(笑)
そんな猫猫にビビったのか、梨花妃の侍女たちも言うことを
聞いてくれるようになりました。
病人が食べやすい料理に変更し、体を拭き、
体の毒を排出させるため、茶を飲ませ続けます。
その後散歩できるまで回復した梨花妃。
皇帝が部屋に来てくれなくなったことを心配し、猫猫に相談します。
そこで猫猫は遊郭の人達に聞いた秘術を伝えます。
巨乳持ちの人にしか出来ない秘術っぽいです。
…なんでしょうね?
亀仙人が大好きなぱふぱふ系ですかね(笑)
園遊会が行われることになり、正一品の一つ「貴妃」である
玉葉妃も出席することに。当然玉葉妃の侍女である猫猫も出席することに
なりました。
【正一品】
唐の時代での、後宮の役職一覧は以下のようになっています。
必ずしも正確ではありませんのであしからず…。
内官(ないかん) | 四夫人(正一品) | 貴妃 |
淑妃 | ||
徳妃 | ||
賢妃 | ||
九嬪(きゅうひん)(正二品) | 昭儀、昭容、昭媛、修儀、修容、修媛、充儀、充容、充媛 | |
二十七世婦(にじゅうななせいふ) | 婕妤(しょうよ)(正三品) | |
美人(正四品) | ||
才人(正五品) | ||
八十一御妻 | 宝林(ほうりん)(正六品) | |
御女(ぎょじょ)(正七品) | ||
采女(さいじょ)(正八品) | ||
宮官(きゅうかん) | 六局 | 尚宮(総務的な仕事) |
尚儀(礼楽に携わる) | ||
尚服(衣服に携わる) | ||
尚寝(居住空間に携わる) | ||
尚功(工芸に携わる) | ||
内侍省 | (省略) | (省略) |
園遊会の前後で、猫猫はかんざしなど装飾品をいろいろもらいます。
- 玉葉妃から首飾り
- 壬氏から男物の簪(かんざし)
- 李白という武官から簪(かんざし)
- 梨花妃から紅水晶(べにすいしょう)の簪(かんざし)
この装飾品をもらう、ということには深い意味があるらしく、
他の侍女たちは大騒ぎをしていますが、猫猫は興味なしの様子。
簪や櫛(くし)を男性から女性にあげる、というのは中国や日本では
求婚を意味していた時代があります。
現代で言うと、婚約指輪のようなものですかね。
ただ、李白は他の人にも義理チョコのように配っているので
そこまで深い意味はないのかも知れません。
李白は軽そうですが、壬氏は猫猫に気がありそうですね。
また、女性である玉葉妃や梨花妃からも猫猫にあげていますが、
これはまた別の意味がありそうです。
転職でのオファーみたいなものでしょうか?
3巻では小蘭(シャオラン)から詳しい説明が描かれています。
猫猫は園遊会でも毒味の役です。
玉葉妃のスープを毒味すると…それは毒が含まれていました!
すぐに毒を吐き出したものの、本当は毒を飲みたかった猫猫。
イカれてますね(笑)
毒が入っていたのは玉葉妃のスープだけでしたが、
誰かが玉葉妃と里樹妃(リーシュ ひ)の器を入れ替えた可能性があり、
本当に狙われたのは里樹妃だったかも!?
というところで3巻に続きます。
また巻末におまけマンガもあります。
・「お人良し」
・「おそろい」
表紙 表の4コマ漫画もどうぞ。
お得に読む方法
「まんが王国」というマンガサイトが一番お得になるので、おすすめです。
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ほぼ必ず大吉の30%割引クーポンが出ます(笑)というか大吉以外見たことないです。
このクーポンは1冊分でしか使えないので、まとめ買いには不向きですが、
1日2冊30%引きになるならお得ではないでしょうか?
まずはおみフリをやってみてください。
そして「薬屋のひとりごと」で検索すると、試し読みをすることが出来ます。
3巻のネタバレ感想はこちらからどうぞ。