満州アヘンスクワッド

【満州アヘンスクワッド】 1巻 安くお得に読む方法 ネタバレ 感想 「母の薬代のために阿片を作る」

満州アヘンスクワッド 1巻の ネタバレ感想です。

満州アヘンスクワッド1巻表紙

基本情報

著者 鹿子(しかこ)
原作 門馬司(もんま つかさ)
掲載雑誌 コミックDAYS
発行者 講談社

あらすじ

満州アヘンスクワッド のあらすじです。

喧嘩をしたこともない、ひ弱な日方 勇(ひがた いさむ)が満洲国(まんしゅうこく)関東軍へ招集されてしまいました。
戦場で死にかけた男の子を看病しようと近づいたところ、隠し持っていた拳銃で撃たれてしまいました。

右目をかすっただけで命に別状なくすんだ、勇は戦場から離れ軍の農業作業員になることに。
そこで密かに栽培されている阿片を見つけてしまいました。

母の病気を治すため、お金が必要だった勇は阿片の密売に手を染めることに。

阿片売買を仕切る、秘密結社の青幇(ちんぱん)や関東軍とトラブルを起こしながらも、阿片で勢力を広げていく物語です。

 

登場人物一覧はこちらからどうぞ。

【満州国(まんしゅうこく)】

1932年(昭和7年)3月1日~1945年(昭和20年)8月18日までの約13年間、以下の地図で示した場所にあった国。

1931年(昭和6年)9月18日に関東軍により引き起こされた満州事変がきっかけとなり、関東軍が満州を占領。
日本の領土とする予定であったが、様々な思惑により満州国として独立国家の体を取った。

その後日本の終戦に伴い、満州国も滅亡した。

満州国の地図

【関東軍(かんとうぐん)】

大日本帝国陸軍における軍隊の一つ。
他に朝鮮軍(ちょうせんぐん)、台湾軍(たいわんぐん)、支那駐屯軍(しなちゅうとんぐん)があった。

関東州という地域(1932年以降に満州国となる)の守備、及び南満州鉄道付属地の警備を目的としていたが、後に巨大化。
陸軍本体の意志と無関係に暴走を始め、満州事変を起こし満州国を建設。

その後日本は日中戦争、太平洋戦争へと突入することになる。

(日本本州の関東地方とは無関係である。)

 

掲載話 一覧

第一話 満州の男
第二話 青幇の女
第三話 王になる
第四話 兄の覚悟
第五話 顧客
第六話 勇の選択

1巻のネタバレ

時代は昭和十二年、舞台は満州。
一家四人で電車に乗っています。その家族の長男が日方 勇(ひがた いさむ)。本作品の主人公です。
喧嘩一つもしたことがない日方 勇ですが、これから兵隊になりますが、本を読みながらも体が震えてしまっています。

昭和12年という時代について。日中戦争が勃発した年なんですね。本編では日中戦争については語られていませんが。
1932年(昭和7年):満州国建国
1933年(昭和8年):満州国を建国したことがきっかけで国際連盟を脱退
1937年(昭和12年):日中戦争勃発
1941年(昭和16年):ハワイ真珠湾を攻撃し、太平洋戦争勃発

軍隊での訓練はとても厳しいものでした。上官の近藤 一(こんどう はじめ)が竹刀を片手に激を飛ばしてきます。
部屋の片付けも、重ねた衣類が数センチずれているだけでゲンコツが飛んできます。
のんびり歯を磨くな!敬礼がなっておらん!こっちを見るな!と鬼のようです。


数カ月後、日方 勇は訓練を終え、戦場にいました。
ある戦場で「兄ちゃんを助けて!」と助けを求める女の子の叫び声が聞こえました。
同期の越中(こしなか)が止めるのも聞かず、傷を見せてくれ、と近くに行くと、隠し持っていた銃で日方 勇は撃たれてしまいました


その後、日方 勇は満蒙開拓 農業義勇軍(まんもうかいたく のうぎょうぎゆうぐん)に配属されました。軍への食料供給や農業技術向上を目的とした農業訓練所です。
銃で撃たれた日方 勇は右目をかするだけで済み、右目の視力は失いましたが、命に別状はなく、兵役からも解放されたのです

あんなに至近距離で撃たれたのに、右目をかするだけで済んだなんて強運の持ち主ですね。兵役からも解放されたのも良かったですね。普通は片方の足が吹っ飛んで、とかで除隊になるんだと思いますが。まぁ片目見えなくなるのも大分イヤですけどね。

右目が見えなくなって以来、日方 勇は鼻が利くようになりました

人体の不思議ですね。視覚を失った人が耳が良くなる、とか聞きますよね。
以前テレビ番組か何かで、視覚を失った少年が舌打ちのような音を出すことで、イルカのようなエコーロケーションを身につけているのを見たことがあります。まったく目が見えていないのに、スケボーで停車中の車の間をスルスルと滑っていました。すごいですね。

暗闇の中でも、鼻を頼りに食べられる花と毒性を持つ花の区別がつくのです
ある日、薬にもなる満州アヤメを取ってきた帰り、家の外でふらついている母親を見かけました。
声をかけると、母は口から血を流していました。
驚く日方 勇。

医者に見せると、「ペストかもしれません…!」と。
監督官の熊田 岩男(くまだ いわお)たちが驚き、怯え始めます。危うく川に捨てられてしまうところでしたが、元衛生兵の陣内 茂(じんない しげる)の提案で陣内の家で治療することになりました。
陣内の話によると、「サルファ剤」という薬がある、とのことですが、恐ろしく高価なものでとても手に入らない、と。

実際に薬屋に行くと、200圓とのこと。そんな大金持っていない、というと、弟の三郎は50圓、妹のセツは100圓と言われます。
恐ろしくなり、薬局を出ますが、金を稼ぐ当てがありません。

しかし、その帰り道、ある匂いに気づきます。
そこは古い土や堆肥を捨てているはずの「処分場」。しかし、それとは違う、かぐわしく甘美な匂いがします。
気になって中を覗いた日方 勇が見たものとは、阿片芥子(あへんけし)だったのです。満州で蔓延している麻薬の原料となるものです。

阿片芥子の畑を見ていると、突然後ろから頭を殴られました。それは母を匿ってくれた陣内 茂でした。
この阿片芥子は陣内が育てたものなのでした。
「満州で一花咲かせる!誰にも渡さんぞ!」と日方 勇の首を締めにかかります。

そんな陣内の頭を一緒に来ていた妹のセツが石で殴りつけます。陣内は血を流して死んでしまいました
夜に人に見つからないように、穴を掘って陣内の死体を埋めます。


病状が悪化していく母。陣内を殺してしまったことを思い悩む妹のセツ。
植物図鑑を読んで暗い顔で決心を固めた日方 勇。
例の阿片芥子の畑へ行き、阿片を精製します。

そしてその阿片を手に、中華民国最大の秘密結社である「青幇」のアジトに売り込みに行きました
その一部始終は是非本編を読んでみてくださいm(_ _)m

いくら母を救うためとは言え、いきなり身一つで乗り込むのは普通の勇気では出来ないことですよね。日本最大の暴力団事務所に一人で乗り込むようなものですもんね。

関東軍憲兵隊伍長の長谷川 圭人(はせがわ けいと)という若い軍人がある中国人女性を拷問しています。
農業義勇軍の監督官だった、熊田 岩男は補助憲兵に任命されましたが、その拷問を見て恐怖を感じています。
拷問は初めて、という熊田に長谷川が説明します。
この中国人は密売阿片を持っていた。
阿片は関東軍にとって貴重な収入源であり、軍用道路や飛行場の建設など全ての費用は阿片での利益で賄っている。
つまり、関東軍以外の阿片が流されたりすると困る。
だからどこで誰から買ったのかを吐かせないと、と。


一方日方 勇は交渉が決裂してしまい、勇は目隠し、拘束された上で夜中に川沿いに連れて行かれてしまいました。
殺される、と思った矢先、青幇の男たちから「お嬢」と呼ばれている美人の女性が、味方のはずの青幇の男たちを撃ち殺しました
一緒にいた3人全ての男たちを殺し、日方 勇に提案します。

「ねぇ、私と組まない?」


「お嬢」と呼ばれている女性のアジトで2人きりで話します。
「あなたの阿片は極上よ。もっと作って。私がそれを売りさばく。関東軍にも青幇にも気付かれないようにね」と交渉を持ちかけてきます。
「君は一体何者なんだ?」と問う勇に
私の父親は青幇三大ボスの一人、杜月笙。中国暗黒街最大権力者よ」と言うのです。驚く勇。

「ずっと誰かに支配されてきた。搾取され、蔑まれ、血を流し続けてきた。
これからは私とあなたが王になる」

麗華(りーふぁ)と名乗ったその女性は「二日後にまたここで」と言って去っていきました。

青幇のボスの娘なら、さんざん良い思いをしてそうですけどね。まぁ父親に支配されてきた、ということは何となく理解できますけど。
麗華の過去に何かあったんでしょうか?麗華の過去編とかあれば楽しみですね。

村に戻った勇は新たに阿片を作ります。
阿片芥子の果汁だけを徹底的に煮沸、濾過を繰り返すことで純度を高めている、とのこと。

関東軍も青幇も中国人相手の商売をしているので、麗華たちが狙うのは日本人市場にするとのこと。
まず最初のターゲットは満鉄社員です。

関東軍も青幇も大きな組織なので、勇と麗華の2人だけではいきなり正面切って敵対するわけにいかないですからね。ターゲットを変えることで、少しでも棲み分けができれば、ということですね。

勇が日山 勇吉(ひやま ゆうきち)と名乗り、適当な売り込みを始めます。
頃合いを見計らって麗華が色っぽい姿で登場します。日山先生の助手の麗です、と名乗ります。
満鉄中央試験所委員長の風見 五郎(かざみ ごろう)はその美しさに心を奪われてしまいます。
「私が直接…ゆっくりとご説明しましょうか」と誘いをかけると、「私の部屋でじっくりと聞かせてもらおう!」と乗り気です。

部屋につくなり、ベッドに押し倒す風見 五郎。「一緒に阿片を吸えばすごい乱れてしまいます…」と、誘惑したところ、まんまと例の阿片を吸った風見は一吸いでイッちゃいます。
名刺を置いて退散する麗と勇。今吸った阿片の効果が切れれば、すぐに連絡してくるわ、と自信満々の麗華。

そして同様の手順で他の満鉄社員にも阿片を吸わせて、顧客としていきます。


こうしてたった数日で勇の手元には200圓もの大金が入ってきました。
これで母さんを助けられる!!と喜び勇んでサルファの薬を買いに行きます。
そして母が待つ家に帰ったところ、母のまわりにはハエが飛び交い、すでに母は息絶えていました

母を救うためだけに阿片を作って、青幇のところにまで行ったのに、助けられなかったですね。

ペスト菌は土の中でも六ヶ月以上生存する…。
勇は母の遺体にガソリンをかけ、火を付けました。
燃える母の遺体を前に、勇、妹のセツ、弟の三郎は涙が止まりません。

間に合わなかった…!!

絶望と後悔で打ちのめされる勇。
そこに麗華が現れます。
「家族三人泥水をすすって野垂れ死ぬか、悪魔に魂を売りこの世界を変えるか!!今この場で決めて!!」と迫ります。
勇は悩みます。セツも三郎も勇を止めます。

勇が出した結論とは?是非本編を読んでみてくださいm(_ _)m


青幇の阿片窟(あへんくつ)に麗華の父、杜 月笙(と げつしょう)が訪れました。
「私の娘と仲間数人がこの阿片窟を仕切っていたはずだ。だが突然消えた。…何か知ってるか?」と阿片窟の張(チャン)に聞きます。
それまでぼーっと半分意識がない状態だった張が突然目を見開き、「阿片!!」と叫びます。
「あの阿片をくれっ…。もう普通の阿片じゃ効かないんだ!!あの日本人はどこにいる!?」と錯乱状態です。

それを聞いた杜月笙。その日本人を殺すため、伝説の殺し屋、龙 静英(ロン ジェイン)に依頼の電話をしました。

 

お得に読む方法

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まずはおみフリをやってみてください。
そして「満州アヘンスクワッド」で検索すると、試し読みをすることが出来ます。

2巻のネタバレ感想はこちらからどうぞ。

 

 

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